山本酒店へ

ご主人の新作


ちょっと久し振りに行って来ました。えらく長居してしまった。最初お茶が出てその後コーヒーまで…で、大黒の大吟醸もいただいたらやっぱり欲しくなったので買ってきました。今日は入手したてという面白いものを見せていただいた。明治29年に出されたという、全国の酒蔵の、相撲番付け表を模した石高順の表。もちろんレプリカですが。それを見ると、当時大元締めは灘の蔵なんですね!いま日本酒というと新潟やら山形やら東の方のイメージが強いですが、なんと我が西宮の圧倒的に多いこと!あと京都大阪和歌山、とにかく西ばっかり。これは意外でしたね。面白いなあ。しかし今ではかつて三千はあったと言われる酒蔵は約半数に減っており、極端な予測では500くらいになってしまうだろうとの意見もあるとか。新規参入はないし、後継者はいないし。国の保存を受ける文化財なんかになったらもうオシマイでっせ・・・・。
ご主人なんとかこれをディスプレイできないかと思案中。自作で額を作ることを計画中とか。あとネタ帳見せていただいたのだが、造ろうと思っておられるアイデアスケッチ満載!とりあえず新作は写真の大黒政宗の看板。電気スイッチのとこが穴開けてあるのが苦心の跡だが、これを見た電気屋さんが、アホやな言うてくれたらスイッチなんかなんぼでも移動させたんのに!とおっしゃって、ちょっとヘコんでおられる。あとこれも飾れないかなとご思案の米百俵のはっぴ着させてもらった!何しに行ってんだ…。
これまで触れなかったがご主人のおっかさんもお話し好きのいい方で、ちょっとご主人が席を外すと話しかけてこられる。どうやら今どき高校生が気になって仕方ないご様子。「え〜! いまは男女交際認めてはるんですか!」てなことで目をぐりぐりさせておられる古風な方だ、そりゃ興味深々でしょう。僕が板書してる後ろで女子生徒が「ケツ触りてぇ〜」とか騒ぐなんて話したら、ブッ倒れはるんとちゃうやろか? 
 mifikoさん、「いつでも寒梅飲みに来てください」とご主人がおっしゃってましたよ!