クラスがえ

8日から新学期が始まり、新学級での生活がスタートしています。春休み中に苦労して(まあ僕は例の「自らは計らわず」なので、苦労したのはじっとしていることによる精神面だけでしたが)出来上がった新クラスに、やはりショックであった生徒は多いのです。「友達とはぐれた!」「担任がイヤ!」もう大騒ぎ。いまだにブーブー言ってます。学校で訴えてくるだけでは収まらず何人もメール攻撃までしてくるのですが、腹が立って仕方がないのです。
仲良しグループからひとりだけ外れて、しかも気の合いそうな子が見当たらない、となると、確かに気の毒ではあります。が、いつまでギャアギャア言うとんじゃい! しかも「絶対仲いい子なんてできひん」「こんなんやったらやめようかな」・・・・どんだけ弱っちいねん! 友達なんて最初から「いてる」もんとちゃうやろ、とか、そんなん社会に出て通用するかい、とか、もう言うのも飽きました。
でもねえ、こいつらアホか! では済まされない。事実世代的にかなりの子がそうである以上、対応を考えて行くべきがこの仕事であります。もちろん、言われるがままに次は仲良しグループを配慮してクラス分けを考える、なんてバカなことはしませんが、「お前らが悪い」で済ませるわけにもいかない。事実、ひとつ上の学年ではこの問題で不登校になりやがて退学してしまった者も数名いるのです。「そんなん、やめたい奴はやめたら」と言う声もありますが、育てなきゃいけない学校としてはそうも言っていられません。ちゃんと強くなって出て行ってもらわなきゃ、機関としての仕事になってない。勿論、大抵の奴は暫く放っておけばなんとでも立ち直るんですけどね。精神的な弱さ、そして身勝手さ。これは世間で起こる様々な青少年絡みのできごとを見ればみなさん痛感なさるところだと思います。
どういう姿勢で格闘して行くかなあ・・・・。