リバティ大阪

sa10kazu2004-03-04

昨日学年末試験が終わり、今日は人権教育の一環ということで、社会科主催の施設見学。大阪市の運営するリバティ大阪に行ってきた。行ったことないと思っていたが、初任者研修でやはり一度行っていた。
大変よい施設だと思う。展示物がしっかりしているし、そのどれもが触ってよし・撮影よし、である。ボランティアで解説員をなさっている方がおっしゃっていた通り、こんな施設は東京にはないのだろう。確かに大阪市は人権教育に力を入れている。そこは間違いない。
写真は女性差別の歴史についてのコーナー。山岳信仰のあった工事現場では、トンネル内に女性が入れなかった。生徒は本当に何にも知らず、僕程度の知識で話してやってもトリビアの連続、という顔をしていた。アイヌや沖縄の方に関する展示もあり、売店で僕は沖縄舞踊に使われる太鼓のミニチュアを買ってしまった。施設のある芦原橋周辺は太鼓の生産で日本有数。これもまた、被差別の方々が強いられて発展した産業であった。
ときに、人権担当の先生が出された問いかけはいかが?
「リバティ」というのは日本語に直すと「自由」となるが、「自由」といえばむしろすぐ出てくる英単語は「フリーダム」。じゃ、「リバティ」と「フリーダム」はどう違う?