疲れもしますわなあ

 先週末からこっちにかけて、いろんなことが重なって心理的疲労がえらいことになってますわ。普通に入試の採点業務だけでも相当疲れますのにねえ。あれこれありすぎや。
 そのせいで、クラスの生徒たち、まっとうに登校してまっとうに過ごしている子らに充分目配りできずにいるのがものすごく申し訳ない。学年末試験を控えて、また個々にはいろいろな悩みも抱えている。その子らに充分な気配りができる物理的余裕がないことが自分で腹立たしい。ただ、生徒らはええ子らやし、職場の周りの先生もホンマ素敵過ぎなんで、なんとか笑顔ではいてられました。周りに恵まれてます。
 また、こんなときにええ本が廻ってくるもんで。たまたま僕を仲介に、第三者から第三者へ貸す本やったんですが、面白そうなので僕も買って読んでいます。
 演出家鴻上尚史の『あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント』(講談社文庫)。舞台演出家らしいアプローチで、自分の本来の感情・肉体を把握して、最もいい状態を獲得するためのアドバイス、とでも言いましょうか。面白いです。これ、お勧めです。読むべきときに回って来てるんですねえ。