蕎麦と地酒の会32回 山形正宗

 9/3。台風到来でクラブを中止しましたが、市内は静寂に包まれていました。後で報道で、近隣に甚大な被害のあったことを知りましたが。
 開催を心配しましたが、蔵の社長さんも新幹線で強行来阪、無事実施されました。席数のないところを晴美姐さんがねじ込んで下さったので参加できました。
 例によって希少なお酒が勢ぞろい。中でも僕が一番惹かれたのは「純米吟醸雄町 斗瓶囲い22BY」でした。これはもう一度飲んでみたいなあ。
 もちろんお酒のラインナップが凄かったのですが、面白かったのは器によってこうも味わいが変わるのかという新発見。僕は例によって自分の錫の酒器を持参したのですが、晴美姐さんは漆塗りの木の杯、僕のとは形状の違う錫器、切子グラスの酒器を持って来られていて、漆器が以外にもライトな口当たりに変えることと、同じ錫器でも形が違うだけで全然味わいを変えることが衝撃的でした。あるお酒は僕の錫器の方が厚みを存分に味わえるし、別のお酒では僕のでは味がぼやけて姐さんの器で飲んだ方が断然旨い。こんなことがあるんですね。社長もびっくりされてました。
 久し振りの松林蕎麦も堪能し、向井理似の好青年とも知り合いになれ、帰りは豪雨の中になりましたが実に楽しい会でした。