BBIとは何ぞや

 「ベンリアックばか一代」の略でございます。
 バー・メイン・モルトさんで詰められたボトル第2弾。今度は1976年の樽。もともとベンリアックは75年76年は当たり年と言いますか、旨いのばっかりなんですが、その中でも納得の樽、ということで期待していました。
 同時期に信野屋さんも76年のボトルを出されてて、これを比べてみましたが、どっちも凄いことになってます。最初の飲みくちは、信野屋バージョンの方がインパクトが強いのですが、途中でほんのちょっと樽の?苦みが出ます。ここが評価の分れどこのようで。BBIはやや控えめに始まりますが、と言いながら、グラスに注いだところから桃やらグレープフルーツやらが立ち上がりまくりです。飲んだあとの広がり方・余韻の長さもハンパではないです。
 これが極楽というものでしょう。