こころを元気に

 もうネタが旧くなってしまって、たいてい皆さんご存知のエピソードですが。アルゼンチンの空港で遅延・欠航が続いて乗客が足止めを喰らい抗議が殺到しはじめたとき、居合わせたシンディ・ローパーが突然歌いはじめ、その場の怒りをすっかり鎮めてしまったという話。http://rocketnews24.com/?p=78711
 本当に凄い人だなと思いました。エンターテイメントのプロの、究極の姿だと思いました。

 以前ある場で見かけた光景。さる懇親の席で、ある英語の教員が「○○は英語でなんて言うの」と尋ねられ、自分は英語のプロだから、仕事以外でタダで英語は喋らん、と突っぱねました。冗談で言っているのではないのです。そういう「プロ」も、一方ではいらっしゃいます。ふん。

 後半の話は余計でしたね。
 今日はとうとう、テレビを観ていて辛くなってしまいました。辛く、哀しく、胸が苦しくなって、果てには息ができなくなってきてしまい、テレビを消してしまいました。
 もちろん、事態を正確に把握し、被災地の心情を思い、何かできることがあれば実行したい、というのが、無事な地域に居る者のあるべき姿勢です。が、もし自粛過度になってしまってはそれもいけないと思います。無事な者が、心身ともに健常でいることもまた、大切な備えであると思います。特に、小さいお子さんには、明るい空気と娯楽を。
 エンターテイメントを排除せず、明るく健康な心も保ちましょう。シンディ・ローパーを聴いて元気になりましょう。

 「こっちは大丈夫 ・・・・ではねぇけども、頼みたいことがあればこっちから言うから。お前はそっちで元気でいてくれ。ちゃんと仕事してて」
 これが現地の言葉です。