年末の楽しみのひとつ 余市20歳

 この時期になると余市が20歳のシングルモルトを出すので楽しみにしています(去年もこのネタ書いた)。ターロギーで去年の1988と飲み比べ。
 普通の15年とみっつ並べて飲んでみると違いがよく判ります。去年の1988はボディがぶ厚くとても余市らしい美味しさ。対して今年の1989は、びっくりするくらいフルーテイ。そしてこの個性は好みにずっパマリ。こりゃ困った。去年は初登場だった宮城峡の20歳を崖から飛び降りる覚悟で買ったのだけど、これも欲しくなってまうがな! も少ししたら宮城峡の今年の20歳も出るしな・・・・。
 この日Sさんのご好意で、最近来たグレンリベットのニューポット(もちろん売り物ではないです)というのを味見させていただいたのだけど、これにびっくり! 蒸留したてのものはいくらか飲んだことがあるけど、こんなに果実系の甘みのあるものを飲んだことがない! これは熟成が楽しみだなあ。楽しめるのは、もうじじいになってる頃だけど。グレンリベット、甘く見るべからず、でした。