ピアレスのボウモア

 バー・ハーバー・インに、いま瓶詰め業者「ダンカンテイラー」ピアレスコレクションの1982年のボウモアがあります。80年代ボウモアですから、例のパフューム香全開です。が、これは旨い。もともと僕自身は世間で忌避されるボウモアのパフューム香「アリ」ですから、なおさらいいんです。店を出てからミントタブレット食べてもずっと口中に香りが残ってました。
 我が家の至宝に、僕の生まれ年1968年蒸留のピアレスのボウモアがあります。こちらは、パフューム香なく、南国果実の風味が溢れる誰しもが認める名品です。買ってもうだいぶ経ちます。ちびちび飲んでますが、まだ「へたり」ません。このピアレスの68年のボウモアは最近新しいボトルも出ました。68年の樽はよほど良かったのでしょう。どこかで出会えば是非試してみて下さい。