ブックカバー

 本屋さんがかけてくれるブックカバーというのは、日本独特のものらしい。というお話がこちらhttp://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000006984?vos=nr25mn0000001。これ、面白いです。
 ちょっと変わったブックカバーをかけてもらうと取っておいたりする。旅先で本を買って見たことのないカバー(その本屋さんのオリジナルなど)をかけてくれた時には、思いがけず旅の土産が手に入った気がして嬉しいものだ。最近は「ちょい」と引っ掛けるだけの簡便なものが増えて少し寂しい気もする。店員さんの手間を省くためもあり、そもそもあれを上手にかけられる業も「伝承」されなくなっているためもあるのだろう。↑の記事を読むと、書店主の思いの詰まったブックカバーもあり、残って欲しい文化だと感じる。
 また巷にはいろいろなブックカバーを売ってもいる。ペンケースに次いで僕が気になるのがこの「マイ・ブックカバー」だ。読書家へのプレゼントにもよく選んだりする。紙製・布製・革製と実にいろいろなものがあるが、何れにせよ常に手に握っているものだから、時を経て手に馴染み、自分の読書の経歴が染み込んで来るというか、「戦友」のような感じになってくるのがこの「マイ・ブックカバー」の良さだと思う。オリジナリティのあるブックカバーで、読書をより楽しめるのでは?