不満

 職場の不満というものは、ある。こういう場で仕事場の具体的な悪口は言うまいと思うけれども。
 システムの不備や遅れ、仕事量の多さを愚痴るつもりはない。合併してできたばかりの新校。そういうことはあって当然。覚悟はしていた。でも、少なくとも旧校ではやりたくない仕事をひとに振ったり自分勝手したりということはなかったな、と思う。まあ、みなさん何でも素直にやり過ぎだったのかもしれない。これくらいの方が普通なのだろう。でも、「いいです。じゃあ僕がやります」も大概限度があるからな。
 いけないいけない。ひとはひと。価値観が違うだけ。そうだ、ただでさえ僕はマイノリティだったのだっけ。自分がやるべきことを淡々とこなすべし。