プロの良心

 情で判断するのが良心ではない。むしろ自覚に欠ける姿勢だと考える。
 S先生は、ついに私情を挟むことを一切せず、客観的で、全体を考えてご発言下さった。そして、今回問題になった生徒と全く接点がなかったにもかかわらず、いの一番に家庭訪問のご協力に名乗りを上げて下さり、しかも早々に練りに練られた課題を作ってご提供下さった。今回のことでつくづくこの人こそが本校の良心であると得心したことである。既に退職されており、嘱託の期間も今年度限り。一体、この良心を誰が引き継げると言うのか・・・・。