国語部会

 昨日の日記は失礼いたしました。心配して個人的にメール下さったかたもられて、大変恐縮しております。感情に任せて意味不明な日記書いたらあきませんね・・・・。反省しております。
 
 その昨日(8/22)ですが。
 「漱石漢詩」という題での講演を受講。講師は岩波の新しい漱石全集の漢詩部分の注釈を担当された方。現・国語部長の恩師に当たられる。
 興味深いお話が多かったが、結論の「漱石にとっての漢詩の意味」の中のひとつとしての、彼らの世代の思想や感情というものは、漢詩・漢文によってしか表現できないものだった、というところに非常に強く惹きつけられた。
 そういうことは確かにあるかもしれない。では、漢詩・漢文でしか成しえなかった、漱石の世代としての思いとは? これは以後考えるに値するテーマだと思う。と同時に、では、僕の世代もっと言えば僕個人の思想感情を表現し得る固有の表現形態というものがあるのだろうか? いやそもそも僕や僕の世代固有の思想感情とは如何なるものなのだろうか? ということを考え込んでしまった。これも、大きなテーマだなあ。
 やはり時々外に出て勉強しないといけません。
 
 
 さて、明日から新学期。また早起きの日々だ。