独特な授業

総合学科特有の科目というのもあって、1年生の「産業社会と人間」というのもそのひとつ。1年生の夏休み明けには2年3年の膨大な選択科目を決めてしまわないといけない事情もあり、この「産社」ではいろんな講演会、見学会、発表を通じて自分の将来を考えて行く。今回「ライフプラン」の発表会というのがあり、各クラスから代表を出して学年全員の前で発表させるのだが、なかなかそこまで漕ぎ着けるのが大変。まず全員に作文させなきゃならない。これを点検して直しを入れるのが大変だ。二人組みのチームティーチングで授業を担当するのだが、ウチのクラスは副担任のU先生と組ませてもらっている。事前の役割分担でほとんど担任じゃない方の先生がテキストノートの毎時間の点検から、こういう時の作文添削までしてくださっている。これ本当にものごっつい負担やと思う。「半分僕がやります」て何度言おうと思ったか。でも、いつも不満も言わずどんどんして下さるのでつい甘えてここまでズルズル。まあ、遠慮なさらずに何でも仰る方なので、まわりきらなくなればあちらから言ってこられるかな・・・・などと考えつつ甘えてしまってます。
話が逸れた。で、各自の作文が完成したらそれを冊子にまとめ、今度は各クラスで全員がそれぞれみんなの前で発表する。それを生徒も含めてみんなで採点する。そこから代表を決めて行く。代表が決まれば今度は担当部署の先生が中心に指導されて、プレゼンテーション用の「絵」をパソコンで作らせるそうだ。まったく、長い道のりである。見本として昨年度壇上に立った代表者の原稿の冊子を貸してもらっているのだけれど、こうやって代々残って行くのだなあ。
大変だけど、この「産社」はとてもいい科目だと思うのですよ。と、前1年担当した時も書いたのだったっけ? 忘れた。