映画「Vフォー・ヴェンデッタ」

最後まで仮面を取らない

 久し振りに映画観られました。気になる映画を何本も見過ごしてきました。
 これなかなか面白かったです。期待して行く「モノ」によっては「な〜んだ」という感想を持つ人も多いかも。意外と地味、というか正攻法なので、「マトリックス」の・・・・という惹句で足を運ぶとダメでしょうね。逆に原作アラン・ムーアのコアなファンでも評価低いかも。というのは、帰りに早速原作も買って始めの方だけ読んでみたんですが、映画ではナタリー・ポートマン演じるイヴィーが全然キャラクターが違うし、かなり原作とは違うと思うので。こうなるとまた比較の楽しみが。結構いろいろ考えられますよ。最後がどうしても少しハリウッド映画調になってしまうんですが。役者がまたいいです。ジョン・ハート、スティーブン・レイ。いいなあ。キャラクター造詣も複雑です。テリー・ギリアムも映画化に意欲を示してたといいますから、ギリアム版も観てみたい気がしますが。「未来世紀ブラジル」好きだからなあ。