原作を読んでみたいが

にんにきにきにき

コメントで西遊記と書いたらこれについて書きたくなってきた。でもこれあっちこっちのプログで書いてはるんやろな。
テレビの西遊記。最終回で堺正明が出る、如意棒を振るシーンがある、というから途中風呂に入りながらも最初と最後は見ていました。案の定最後の最後に出てきたのだけど、まさかお釈迦様役とは。あの演出にはきっとあちこちで賛否論じられているのだろうけれど、バックで「モンキー・マジック」がかかり、マチャアキが如意棒振り回したら、単純にそれだけで嬉しくなった。金コ(ってどんな字書いたんだっけ)外してやりながら「これって痛いんだよね〜」と言うだけで笑ってしまった。ニクいなあ。
しかし、テレビドラマのサイクルってこんなに短かったでしたっけ? 昔の西遊記(だけでなく昔の連続ドラマ)もっと長かったような気が。錯覚かな単に。
そりゃそうと、西遊記の最終回って、どんななんでしたっけ本当は? マチャアキ版のは確か実は天竺までの道のりはまだまだ半分、みたいな終わり方だったような。原作にもあの頃挑戦したんですよ。中学校の図書室で、百科事典サイズ上下2巻の本を借りて。でも本当の原作はむちゃくちゃ長くて、あれはダイジェスト版だったのだろうなあ、と、本屋でみてみると、岩波文庫で新訳が出ていました。ぶっといので全十巻。こりゃいかん。最後だけでも読んでみたかったのですが、店頭には二巻までしか置いてありませんでした。確か原典では沙悟浄はカッパではなく砂漠の妖怪なのだよねえ。
個人的には中島敦の短編が大好きです。いや本音を言えば、ドリフターズが人形劇でやっていた(そして主題歌をピンクレディーが歌っていた)「飛べ! 孫悟空」やら、ケッタイなアニメ「SF西遊記 スター・ジンガー」なんてのが何故か印象強烈なんですけど。ドリフの西遊記なんて人形のオモチャ持ってたもんな。むしろ今あれ欲しい。