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次はクミアイの執行委員という役職です。
人間関係で引っ張られて、市の高校のクミアイの仕事もやってます。青年部の部長というやつもやって、市の教育委員会に要求を持って交渉に行ったりも。一番僕に向いてない仕事です。
今の職場に来て一年目が終わりそうな、ちょうど3年前の今頃。青年部の年齢上限35歳の時に、青年部長と兼任で執行委員をやってくれと言われました。執行委員というのは、正にクミアイの中枢で働くメンバーです。
クミアイの必要性はとても強く認識していて、しかもそのクミアイが今弱体化と高齢化が激しく、お手伝いできることがあればするべきというのはわかっていました。が、一度執行委員になってしまうともう一生抜けられません。場合によっては現場の仕事以上に優先して体力を使わないといけなくなります。それは絶対に嫌だったのです。いろんな仕事のある中でこれはわがままとも言えるのでしょうが、僕はエネルギーのほぼ全部、現場で使いたい。
その時は担任希望を出していて、しかもこの職場で未体験の担任が(前の職場と違って)僕に務まる自信がなかった。その一点をひたすら主張して、命からがら逃れたのです。3回くらい、梅田で2時間ほどもカンヅメ喰らった末にやっと。
担任の年季が切れるこのタイミングで、再びお話が来るのはわかっていました。「どうしようかな〜」と思っていたのです。しかし、幸か不幸か再び担任のオファーがかかったとこでした。またもやこいつを盾にしました。加えて、結婚して間もない状態で家族サービスちゅうか嫁サービスをしたい、というのも言い訳にちゃっかり使いました。しかし、相手はクミアイの委員長です。そんなことで簡単に諦めてはくれません。いろいろ説得した挙句、「まあ即決せんと、考えてえや」と帰って行きました。昨日は書記長が来ると聞いていましたが来ませんでした。忙しかったのでしょう。こうして2度、3度とそのたび一時間二時間と拘束されることがそもそも苦痛です。やっぱり今回も逃げるつもりです。「週に一回、金曜日だけ午後時間割空けてもらって出て来てくれたらええねん」と仰いますが、それが何より嫌なんです。毎週週末に終礼をせずに職場を出る担任って! いや、そうやって頑張っておられる先生もおられます。我が尊敬する学年主任がやはり組合活動頑張っておられる方で、この職場の分会委員長もされています。相談すると、「まあ無理はせんでええよ。担任に専念したいというのはよくわかる。ここは、断ってもええんちゃうか」と仰って下さいました。でもきっと心のどこかで寂しい思いもされてると思います。僕が前任校で転勤希望を出したとき、「組合活動に理解のある若手なので是非に」と言って僕を引っ張って下さったらしい、という裏話を最近知ったところです。大変心苦しいが、やはり決意は変わらない。しかし、まだ暫くしつこいだろうなあ。どうやって言い抜けようか・・・・。それを考えるだけでもしんどくなってくるよ。