気をつけよう! こんなボランティアは嫌われる

これはボラ


という表題のプリントが、職場のある部屋にポイと放り出されていた。プリントのどこにも出典が書いてないので無断転載になってしまいますが。


「おかわいそうに・・・・」あわれみ、同情型
相手の気持ちも考えず、平気で「かわいそうに」などと口にしながら、自分は「善意のかたまり」と信じて疑わない困った人。本当のボランティアは、「する」側も「される」側も対等なはず。

「やってあげる」善意押し付け型
なんでもかんでも自分は「やってあげる側」だと固く信じている人。中には相手が嫌がっているのに無理やり押しつける人も・・・・時には相手から何かしてもらうことも、ボランティアの一つの形だということをお忘れなく。

「私が、私が・・・・」「オレが、オレが・・・・」仕切り屋型
とことん自分の意見を貫かないと気がすまない。ほかのメンバーや対象者の声に耳をかさずに邁進する傾向もあり。それでもって、目立つところにはしっかり顔を出してグループの看板を気取る人。

「何をすればいいの?」お客様型
現場についたのはいいけれど、何をどうやっていいかわからずにボーッとつっ立っている。はたまた何をすればいいのか聞こうともしない人。

「うちは特別なんですのよ、オホホ」他団体蔑視型
自分のグループを愛するあまり、ほかの団体や新しい活動の悪口を言ったり、認めたがらない人。分野のちがう団体と手を結んだり、後発のグループに情報協力すれば、ネットワークが広がるかもしれないのに。

「こんなことならやるんじゃなかった」根性なし型
思いもよらぬ問題や、カベにぶつかったときすぐ止めてしまう人。「ボランティアなのにこんなに苦労するなんて・・・・」でも、それを乗り越えなければ本当の充実感は手に入らないのだ。

「お金をもらうなんて・・・・」無償信仰型
まったくの手弁当で無償の活動を行っているところもあれば、助成金を受けているところ、料金を設定している有償サービス型・・・・ボランティアの形態もさまざまだ。ただ、「あそこは有償だからボランティアじゃない」と神経をとがらせている人もすくなくない。大切なのは形ではなく、そこに「ボランティア精神」があるかどうかなのに・・・・。

「だから行政は・・・・」責任転嫁型
何かというとすぐ「だから行政のやることって信用できないのよね」と、諸悪の根源をすべて行政におっかぶせてしまう人。民間団体とはいえ、時と場合によっては行政と話し合ったり、協力しあう必要もあるはず。

「そもそも○○とは・・・・うんぬんかんぬん」能書きタレ型
「ボランティアとは!」「エコロジーとは!」「社会福祉とは!」高い理想を掲げて主義主張を述べるのは得意だけど、今、目の前の現状をどうしていいかわからない。とにかく口は立つからよくしゃべるのだが、実は困り者だということに気づいていない。

「あれも、これも」背負い込み型
責任感が人一倍強いのはいいけれど、グループの仕事を一人でなんでもかんでも背負い込んで、けっきょく身動きが取れなくなってしまう人。ほかのメンバーだってもの足りなさを感じているはず。手助けを頼むことだってボランティアの大切な仕事だ。
・・・・おもしろい!