ペリカンの「ベルリン」

夏に東京フルハルターで調整をお願いしていたペリカンのベルリンが届いた。いつもは2〜3週間で届けられるものが、今回は2ヶ月以上かかった。余程お忙しかったのだろう。そのぶん待つ楽しみを味わわせていただいた。もう入れるインクは決まっているのだ。写真がその「ベルリン」です。これでペリカンの「都市シリーズ」は初代のベルリンとストックホルムにサンフランシスコと揃った。おりえがマドリッドのボールペンを持ってる。
さて先日話題にしたモンブランの「フランツ・カフカ」。昨日現物を見てきました。写真では黒い細身のボディに見えたが、思いの外大柄で、それでもやはりスマートな印象。そして何より驚いたのが、黒のレジンだと思っていた軸が、光を浴びるとそれが濃い透き通った紅色であったことがわかったのだ。昔、勝手に「もしカフカが作品化されたら絶対に深紅だな」と決めていた、正にその色合いなのだ。これは参った。
いいなあ、あれ。10万5千円。いま買える訳ないやん。肝心の書き味はどんなもんなんでしょうね。