ジーンズ好き

ジーンズもいろいろ

意外に思われるかもしれないが、ジーンズ好きである。できるもんなら毎日職場にもジーンズで行きたい。ま、若い職場で、ジーンズで行っても何も言われないのだが。
ただ、万年筆なんぞと違って、マニアックな好きさではない。きっとコアなジーンズファンなら、リーバイスの何年型とかヴィンテージへのこだわりなどお持ちなのだろうが、そういう知識は全然ない。ただただ履き物としてのジーンズが好き。
ただ、生来の「変わったモン好き」ゆえ、やはり目につくのは多少変り種が多いのかも知れない。写真は、右から、新興のブランドで昨年やっとメンズも出したブルー・カルト。色目がいい。真ん中が僕の持ち物の中で一番過激なリーバイス。超ローライズで超スリム。あまり頻繁にははけない。左がディーゼルの。色や生地感が面白かった。型としては僕が持ってるのでは一番太い「ワイルド」な奴。
一番頻繁に出番があるのはリーバイス、レッドループの505。縦落ちの色あいも、もともとタイトフィットの方が好きな僕に一番心地いいスリムの加減も一番いい。
ずっとセンタークリースの入ったのが欲しいと思っていたのだが、やっとレディス中心のセブン・フォー・オールマンカインドので見つけた。どうもジーンズもメンズよりレディスの方が数段面白い。色目も型も、細かい工夫も。先日薄い色目のが欲しくてディーゼルに行ったらメンズでは無かった。もう。おりえのんみたいなシャレたのはいらんけど(てかあんなんこんなおっさんがはいてたらきしょい)、もうちょっとメンズも面白くならんかね。ただ、雑誌なんかで見ると、「いいな」と思っても関西じゃ殆ど手に入らないものが多い。J・リンドバーグとか、ペーパー・デニム&クロスとか。俺が知らないだけか。どこかで取り扱ってます?
先日生徒に、「なんで先生はブーツカットなん」と訊かれた。「なんで、て、理由要るんかい」「ううん。でも先生やから許すわ」そうか、俺は許されざる服装をしてたのか。そういや職場でブーツカット履いてる男性職員は見たことないか。ジーンズの人は多いんだけど。ストレートでセンタークリース入ったのはないんかな。
不思議なことに、一般的に職場ではジーンズは白眼視される。ふざけた遊び着。でも、体育教師でもないのに朝からジャージの奴にとやかく言われたくないよな。お前、寝間着で来てるやろ。中には白や黒だとジーンズと気付かないおっちゃんも。ブルージーンズだけなぜ嫌われる。不思議な日本文化。これ元々作業着なんだけどな。ま、要するに「オシャレ」なもんは許せないのが学校文化である。「防寒着」は良くてもマフラーだけは許されなかった前任校。要するに流行ってたからだ。禁止のための禁止だ。話が逸れた。
ジーンズっていいよな。と思うのは何故か。カジュアルの代表選手。とにかく、楽だし、はいててシックリくる。