楽しみにしている『華氏911』

映画ライターのウェイン町山さんのサイトが、はてなダイアリーにあるなんて! taroheさんちの日記で張っておられるアンテナにあって、気になってたんですが、見に行ったらこれがまた読み応え満点! タイトルのもうすぐ公開される映画『華氏911』関連の記事もすごいです。http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040703ほか。
マイケル・ムーア監督は前作『ボーリング・フォー・コロンバイン』で完全にハマッてしまった、というミーハーなクチですが僕は。町山氏の本は『映画の見方がわかる本』これがものすごく面白い。是非こちらのサイト見てください。一箇所だけ迫力のある処を抜粋。(以下)


華氏911」の細かい間違いや論理の整合性の甘さを批判している人も多いし、日本でもそういう批判は出てくると思うが、たいていは「フセインはたしかに悪かった」というレベルの的外れな重箱の隅以下の指摘である。

ブッシュ政権は、テロの警告を無視したうえに、テロリストを逃し、それを放っておいて、無関係なイラクにウソの理由で攻め込み、それに疑問を呈することを違法化した」


という「華氏911」の「本質」そのものに反論しない限り、その「本質」から目をそらすための撹乱工作でしかない。
(「町山智浩アメリカ日記」04.07.03 より)