バレエ

バレーボールではありません。舞踊の方です。
前任校の卒業生の、バレエの公演を観て来ました。彼女が3年生のときに担任でした。その時、つまり3年前に観て以来。あの時は園部先生と一緒に行ったんだ。園部先生が亡くなって、もうすぐ1年かあ。という話になると沈んでしまうので。
その子はお母さんがバレエスクールの先生で、つまり彼女は血筋も環境も、正しくバレエダンサーなのである。今日はそのスクールの発表会。かなり年配の方から、ちっちゃい方は一体何歳くらいの子がいたんだろう? もう立ち位置に居るだけでスゴイ、というくらいのちびっこもいて、やたら可愛い。
演目は「美女と野獣」。彼女は第二幕以降は脇にまわって、しかしそれでも立ち居振る舞いは際立っている。さすがであります。などと思っていると、終盤にはちゃんと怒涛の見せ場が! もちろんソロも。あのバレエでくるっと回るやつ、何て言うんでしたっけ。クライマックスはなんとソレで32回転!(回数は後でご本人に訊いた。「失敗しないか心配だった」と言っていたから、やはりそれくらい高度な技なのだ)
日常を忘れてしまうくらいの、異世界に遊ぶことができた2時間半。会議の2時間半とは天と地の差じゃい。教室に居るときは、本当に普通のお嬢さんなんだが、舞台に立つ彼女は本当に違う世界の、ん〜、華です。
実はウチのすぐ近所の大学に通っている。要するに僕とすれ違いの日常であります。同じクラスだった友達も3人観に来ていて、いいなあ、卒業してもこうしてなあ・・・・と、思わず感慨深くなつてしまうのでありました。
写真撮影は禁止、とあったのですけれど。あっちでもこっちでもフラッシュが光ってたんで、僕もルール違反の撮影をば。フラッシュは止めときました。席が遠かったせいもあって、こんなのしか撮れなかったけど。まあネットで載せるには顔が判別できなくてちょうどいい加減になりましたが。中央で持ち上げられているのが彼女デス!