ミッション遂行

からにの壁画

 実に久し振りに、麺喰い同盟会員としての職務に目覚め、ミッション遂行して参りました。
 雑誌「男の隠れ家」9月号。紫さんがメールで教えて下さるのと時を同じくして、わたくしめも目につけておりましたのです。共に麺喰い会員の鑑と申すべきでしょう、自分で言いますが。今号の特集は「涼風手繰るそばの店」。大阪の店は2店紹介されておりました。今日は職場はとても早い時間に出られますので、そのうちの一軒、福島聖天通商店街にある「そば打ち からに」に行ってみました。環状線福島駅から歩いてちょっとのところです。
 11時過ぎ、今日の一番客として暖簾をくぐりました。結局僕がじっくり蕎麦湯を飲み干すまでに他のお客はありませんでしたが。細切りと荒挽きがあります。好みの細切りの方をお願いします。お酒も飲めるようでしたが、後の予定もあるのでここは蕎麦だけと我慢。うっすら緑がかった麺は「つるり」「キリッ」という感じ。雑誌に拠ると九割だそうですが、いかにも咽喉越し良く、大変美味しいです。当たり! 勢いづいて辛味大根おろしもいただきます。これも細切り・荒挽き両方でいけるようですが、冒険せずまたも細切りで。あんまり辛すぎることもなく、これがむちゃくちゃ旨い! 一気にかき込んでしまいました。そしたら最後はやっぱり強烈に辛かった! とろりとした蕎麦湯で口を整えて出て参りました。いや、いい店をまたひとつ発見。雑誌で見たのだから「発見」は言い過ぎか。是非一度ここでも例会やりましょう。最近不義理ばかりしてるヤツの言うことでもありませんが・・・・。もう一軒、枚方の「天笑」も近々行ってみるつもりです。こちらは実は前任校勤務当時、食通の先輩に連れられて一度行ったことがあります。でもその当時はまだ蕎麦に目覚めてなかったので、味の記憶がいまひとつ定かではありません。確かにおいしかった。でもとても少なかった。2種類あって、もう1種類の方を頼もうと思ったらもうその日は打った蕎麦が残ってないと言われてすごすご帰ったのは覚えています。行くなら早い時間に行かなきゃね。雑誌に載ったところだから尚更。僕みたいな奴が他にもいるでしょう。
 写真はお店の天井。不思議な店内です。



 その後帰り道に山本酒店に寄って来たのですが、やはりご主人体調思わしくないようです。奥様から伺いました。冷たいお茶を一杯頂戴し、久し振りの大黒正宗1本を買って返りました。早くお店に戻って来られますように!